日本蚕糸学雑誌
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家蚕のキサソチソ酸化酵素系に関する研究
(III) 卵期 (胚子発生) における尿酸量およびキサンチン脱水素酵素活性度の消長
林 幸之
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1961 年 30 巻 6 号 p. 427-430

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抄録

家蚕卵の発育に伴う尿酸量およびキサンチソ脱水素酵素の活性度の消長を調べた。
1.胚子の発育に伴う卵の尿酸量の変動は前期に徐々に減少し, 反転期以後増加し, 孵化に到る。
2.キサンチソ脱水素酵素の活性度は反転期まで徐々に上昇し, その後急激に増加し, 催青卵で稍々下る。
3.以上の結果を基にして家蚕卵に常時存在する尿酸の生理的意義について考察した。

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© 社団法人日本蚕糸学会
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