農林省蚕糸試験場
1961 年 30 巻 6 号 p. 475-479
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一の瀬の鉢植え苗を用いて冬季間中の凍害温度の時期的な変化をしらべた. 材料は凍害発生装置によって, 低温度にそれぞれ2時間接触させ, その前後は圃場においた.枝条が伸長を停止した10月なかば頃から桑は次第に低温に耐えるようになり, 約2ヵ月後の12月15日には-19℃で処理しても全く影響が現われなかった. 翌春の脱包時4月18日には-5℃で被害をうけたが, 脱包20日前3月27日には-15℃に耐えた.
蚕糸・昆虫バイオテック
Journal of Insect Biotechnology and Sericology
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