住友化学(株)先端材料探索研究所
2013 年 70 巻 4 号 p. 129-139
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非相溶ポリマーアロイの界面に微量に存在すると考えられる,相容化剤を介した異種ポリマーの反応物の化学構造を解析する方法として,溶媒分別やポリマーの選択的分解などの化学的な手法と高磁場による二次元NMR法とを組合せた新しい構造解析法を開発し,ポリフェニレンエーテル(PPE)-ポリアミド(PA)アロイの構造解析に適用した.その結果,PPEとPAが相容化剤である無水マレイン酸を介して化学結合している構造を初めて明らかにすることに成功した.
合成繊維研究
高分子化學
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