高分子論文集
Online ISSN : 1881-5685
Print ISSN : 0386-2186
異なる構造をもつ熱可塑性エラストマー混合物のミクロ相分離構造と力学物性の関係
高柳 篤史仲摩 雄季前田 太志小田 亮二橋本 貞治本田 隆
著者情報
ジャーナル 認証あり 早期公開

論文ID: 2014-0061

詳細
PDFをダウンロード (986K) 発行機関連絡先
抄録

熱可塑性エラストマーSIS (スチレン–イソプレンブロックコポリマー)を対称構造のSISと非対称構造のSIS′の混合物としたところ,これまでの接着材や粘着剤の用途に加えて,エラスティックフィルム用途にも利用できる応力と復元性に優れた材料となった.その物性発現機構を解明するため,透過型電子顕微鏡(TEM)と極小角・小角X線散乱法(USAXS, SAXS),SCF法による相分離シミュレーションを用いた構造解析を行った.その結果,サイズの異なる大小のSドメインがランダムに分布する相分離構造を有することがわかった.また,この相分離構造はマクロ相分離の影響を受け,プロセッシング条件によって大きな変化がみられることもわかった.

著者関連情報
© 2015 公益社団法人 高分子学会

閲覧履歴
feedback
Top