呉羽化成株式会社東京研究所
1960 年 17 巻 181 号 p. 329-332
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熱処理をしたナイロン66およびナイロン6の誘電率および誘電損失率を広範囲の温度および周波数領域にわたって測定した。その結果, 各試料は測定周波数領域で二つの異常分散が観察された。これらの異常分散の大きさは試料の結晶化度の増大とともに減少することを確かめ, その結果, これら2種の低温部異常分散は結晶化が進むにつれてその大きさが小さくなることから, これらの異常分散の起る原因が無定形領域の極性基の運動によるものと推論した
合成繊維研究
高分子論文集
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