(株) ユニチカリサーチラボ
1996 年 53 巻 7 号 p. 461-464
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赤外法で測定したポリマー収着水の収着エネルギー (ΔE) とNMR法で測定した相関時間 (τc) の間にτc=A exp (BΔE) ただし, AおよびB, 定数の関係のあることを見い出した. その結果, ポリマー収着水はポリマーマトリックス中で, ポリマーのもつ極性基構造に依存した引力相互作用を受けた状態で存在し, 両者間の相互作用を赤外法ではエネルギー (ΔE) という静的情報として, 一方, NMR法では運動 (τc) という動的情報として観測していることが明らかとなった.
合成繊維研究
高分子化學
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