京都大学
2008 年 51 巻 p. 59-68
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本研究は、アメリカ合衆国(アメリカ)における公共交通の公的介入の変遷史から、介入の形成条件と、形成過程についての考察を行うものである。分析にあたっては、第一次世界大戦以前とそれ以降の時期に時代区分を行い、それぞれのケーススタディを行った。その結果、アメリカの都市公共交通では20世紀初頭以降、公益事業型の規制と交通調整が行われ、また、後に限界が生じたものの、都市政府や州政府が発生した都市交通の諸問題に対応させながらそれを適用した過程が見出された。
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