明治大学大学院農学研究科
2017 年 2017 巻 64 号 p. 126-128
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川崎市におけるミカンキイロアザミウマの殺虫剤感受性の現状を把握するため,2014年に同市内のキク3圃場から採集した3個体群を,2015年には同市内の野菜4圃場から採集した4個体群を用いて,それぞれ11種類と8種類の殺虫剤に対する感受性を調査した。その結果,いずれの個体群でも複数の殺虫剤に対する感受性が低いことが分かった。また,個体群間で感受性に大きな差が認められ,薬剤抵抗性の発達程度が圃場ごとに大きく異なっている可能性が示唆された。
関東東山病害虫研究会年報
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