関東東山病害虫研究会年報
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茨城県におけるグラジオラス赤斑病の発生と防除
富田 恭範千葉 恒夫
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1993 年 1993 巻 40 号 p. 147-149

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抄録
グラジオラスの球根生産における赤斑病の発生推移は, 初発生が5月下旬で, その後収穫期の10月中旬まで発病がみられた。特に6月以降の梅雨期から急激に発病進展した。
また, 赤斑病に対する薬剤の防除効果を検討したところ, 防除散布剤としてDMI剤, プロピネブ水和剤の効果が高く, 次いでTPN水和剤, スルフェン酸系水和剤が有効と思われた。
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© 関東東山病害虫研究会
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