埼玉県農林総合研究センター園芸研究所
2005 年 2005 巻 52 号 p. 103-105
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春期のナシのアブラムシ類に対する薬剤防除を省略すると, ナシキジラミやナシアブラムシの発生被害が認められた。ナシキジラミが主体の被害は, 葉の萎縮や奇形にともなう葉の葉面積と風乾重の低下であった。これら害虫に対し, 防除回数を半減した場合, 慣行防除と同等に発生被害を防止することが可能で, ナシの生育への影響を考慮しても春期のアブラムシ類を対象とした薬剤防除は半減できると考えられる。
関東東山病害虫研究会年報
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