上智大学
2017 年 84 巻 2 号 p. 168-179
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2020年代には日本は「18歳成人」社会を迎える。本稿では、これまで「成人」および成人年齢がどのように捉えられてきたかを、民俗学、教育学、心理学、法学の観点から歴史的に明らかにする。次に、選挙権年齢・成人年齢引き下げの動向とその理由を日本と英国の事例をもとに考察する。さらに、成人年齢引き下げに伴い必要な市民教育について、実践やカリキュラムをもとに検討する。最後に18歳成人が教育現場に与える影響について議論する。
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