大正大学人間学部
2011 年 15 巻 p. 1-10
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小論の構成は次の通りである。まずIで,平成15年の学習指導要領の改正に関わって筆者の問題意識(総合的な学習の時聞がなぜ「ゆとり教育」と見なされてしまったのか)を述べる。Ⅱでは,授業に先立って教師が授業の構想を述べることが「ゆとり教育」批判への反批判として必要であり,そのための論理をJ.デューイの著作に求め得ることを示す。最後にⅢでは,こうした論理が近年の学力保障(確かな学力づくり)への要請のもとでその効力を失っていないことを示したい。
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