造船協会誌
Online ISSN : 2433-1015
Print ISSN : 0386-1503
全面降伏状態での破壊力学
板垣 浩
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1964 年 422 巻 p. 400-404

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抄録

脆性破壊であつても亀裂先端部には塑性域を生じ, 従つて亀裂先端に不連続的変位を生ずる。本論文は, 無限板についてはcrack extension force Gなる概念を用いて全体的伸びからそのcrack opening displacement (C. O. D.)を推定し, 広巾試験結果と比較している。また, 静的曲げ試験では曲り角からC. O. Dの計算を行なつている。さらに破壊発生はC. O. Dがある値に達するという仮説を検証し, 小型試験と大型試験との比較を行なつている。

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© 1964 公益社団法人日本船舶海洋工学会
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