長崎県総合農林試験場
佐世保病害虫防除所
五島病害虫防除所
諫早病害虫防除所
1976 年 22 巻 p. 100-101
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長崎県におけるイネゾウムシの発生消長を明らかにするための調査を行い,不充分ながら次のように整理した。長崎県での発生消長は,老熟幼虫で越冬し,4月下旬から翅芽が発達して,5月下旬以降に羽化した成虫が,8月中旬まで生息する型が主体であるが,成虫で越冬しそのまま6月中旬まで生息する型が一部混在する。防除薬剤の選択については,供試した薬剤のなかから,1976年度防除基準に,エルトップ粉剤,オフナックM粉剤,エチルチオメトン・バイジット粒剤を採用した。
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