鹿児島県農業試験場
1976 年 22 巻 p. 107-109
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イネわい化病の主要感染時期は6月下旬から7月中旬頃までで,媒介の主体はツマグロヨコバイ第2世代幼虫と考えられた。防除はツマグロヨコバイ第2世代幼虫を対象とし,幼虫密度が稚苗移植で株当り0.5頭,成苗移植で株当り1頭以上の場合,早急な防除が必要と考えられる。本田初期の防除回数は,イネ萎縮病防除としてツマグロヨコバイ第2回成虫を対象に1回,イネわい化病防除としてツマグロヨコバイ第2世代幼虫を対象に1回の計2回は必要と考えられる。なおイネわい化病の場合は耐病性品種の利用が望ましい。
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