沖縄県農業試験場
1976 年 22 巻 p. 154-158
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沖縄県では,キャベツの周年栽培が確立され,モンシロチョウの発生と被害は一致し,冬期から春期にかけて70%が集中して栽培される。幼虫および蛹の発生は,1~4月にもっとも多く,7~9月になると個体数が著しく激減する。この原因は,春期~初夏にかけてアオムシサムライコマユバチの活動が盛んなことと,雨,病気,高温障害および餌不足による個体群密度の低下があげられる。成虫は,4月上旬から5月上旬にもっとも多く活動し,7月上旬から9月上旬まではほとんど発生が確認されない。
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