九州病害虫研究会報
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コブノメイガの生態と防除 第1報 1975年の発生経過と防除試験
永野 道昭樋口 泰三横溝 徽世敏
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1976 年 22 巻 p. 86-88

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抄録

1. 発生経過:長崎県でのコブノメイガは,県外からの飛来虫が発生源で,1975年の発生が乱れ消長が複雑になったのは,飛来時期を異にする2波の飛来虫が発生源となったためと考えられる。越冬生態については不明であるが,県内での越冬の可能性は極めて低い。
2. 防除効果:防除薬剤及び防除時期については,パダン粒剤4%を発蛾最盛期に10a当り4kgの施用及び発蛾最盛期7日後のパダン粉剤2%,10a当り4kg施用で顕著な効果が認められた。

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