九州病害虫研究会報
Online ISSN : 1884-0035
Print ISSN : 0385-6410
ISSN-L : 0385-6410
川野なつだいだいの病害虫防除体系確立試験 第4報 マシン油乳剤のかいよう病発生に及ぼす影響
磯田 隆晴山本 滋
著者情報
ジャーナル フリー

1982 年 28 巻 p. 86-89

詳細
抄録

1,新梢葉をマシン油乳剤に浸漬するとかいよう病の発病が促進され,マシン油乳剤の粘度,濃度との間に正の相関が認められた。
2.春葉を付傷してマシン油乳剤に浸漬するとかいよう病の発病は助長される。傷痍経過3日後までは発病が多く,6日後でも発病は認められた。
3.展着剤,乳剤,水和剤,炭酸カルシュウム剤はいずれもかいよう病の発病を促進することはなかった。

著者関連情報
© 九州病害虫研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top