九州病害虫研究会報
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13.ササゲモザイク病植物の紫外線吸収による核酸分劃定量法の比較
日野 稔彦
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1959 年 5 巻 p. 20-22

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抄録

1.ササゲモザイクウィルスに罹病したササゲについて塩酸アルコール法,クロロホルムエマルジョン超遠心法,クロロホルムエマルジョンTCA法で紫外線吸収を測定し,その結果を検討した.
2.三種の方法共罹病植物の方が紫外線吸収量は多い.
3.クロロホルムエマルジョン超遠心法においては,罹病植物は260mμ,健全植物は268mμに最高吸収帯がある.
4,塩酸アルコール法では健病共260mu,クロロホルムエマルジョンTCA法では健病共264mμに最高吸収帯がある.

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