福岡県農業試驗場
1959 年 5 巻 p. 41-42
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イネヨトウは年3回の発生で,第3化期の成虫は10月下旬まで発生する.そのため越冬前の幼虫は発育が不揃で,1月中旬まで若.令幼虫がみられるが,体重80mg以下の幼虫は65~90%が越冬期に斃死する.越冬幼虫は2月下旬から蛹化し,平均蛹期間は49.8日であったが,体重の軽い個体の方が稍々短いようであつた.越冬虫は二日市附近では,ジュヅダマに多く,マコモには少なかつた.寄主植物による幼虫の発育は後者の方が大きかつた.
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