蝶と蛾
Online ISSN : 1880-8077
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ウスイロコクガ(鱗翅目,ヒロズコガ科)の幼虫の形態記載
長田 庸平
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2016 年 67 巻 3-4 号 p. 115-118

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抄録

ウスイロコクガNemapogon bidentata Xiao & Li, 2010 は Xiao & Li(2010)によって中国で新種記載された.そして Osada et al.(2015)によって日本でも記録され,サルノコシカケ科のヒトクチタケ・カワウソタケ・シハイタケ・ニクウスバタケが本種の寄主として記録された.しかし,幼生期の記載は行われていなかった.そこで,筆者は幼虫形態の記載を行った.

本種の幼虫はカワウソタケの子実体の内部を穿孔し,その中で蛹化する.そして,子実体の外側に蛹の前方部を突き出して羽化する.

本種の幼虫の刺毛配列は,同属のコクガ N. granella (Linnaeus, 1758) とほぼ同様であるが,頭部のA3 刺毛が個眼IIの近くに位置する点で異なる.

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© 2016 日本鱗翅学会
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