Graduate School of Agricultural Science, Kobe University
2017 年 68 巻 3-4 号 p. 116-118
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
沖縄県西表島にてサカキカズラ(キョウチクトウ科)の花を訪れる昆虫の観察を行った.昼間にはチョウ類 3 種,ガ類 1 種,ハナバチ類 1 種,ツチバチ類 1 種,クロバエ類 1 種,ハナアブ類 1 種が,夜間にはガ類 4 種が観察され,チョウ・ガ類はすべて花から吸蜜していた.訪花昆虫の種数は昼間のほうが多かったが,訪花頻度は夜間により多かった.このようにサカキカズラの花は夜行性のガ類を主に誘引していた.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら