哺乳類科学
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特集『IWMC2015』
環境省後援外来種シンポジウムとラウンドテーブルを開催して
山田 文雄池田 透戸田 光彦橋本 琢磨五箇 公一曽宮 和夫
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2016 年 56 巻 2 号 p. 251-257

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抄録

「第5回国際野生動物管理学術会議(IWMC2015)」において,環境省後援による侵略的外来生物管理に関するシンポジウムとラウンドテーブルを2015年7月28日に開催した.2015年は,「生物多様性条約第10回締約国会議COP10」(愛知)で採択された侵略的外来種に関する「愛知目標9」の達成年(2020年)の中間年に当たる.本シンポジウムにおいては,国際的観点から,「外来種の侵入のパターンと傾向:予防的措置の改善と影響緩和措置の強化のための外来種の侵入経路と対策種の優先順位付け」と,「侵略的外来種,有害生物および病気に関する国際的規制の枠組み」に関する講演があった.日本からは,「日本における侵略的外来種対策の進展と課題」と「愛知目標9の達成のためのわが国における外来種対策の取り組み」に関する講演があった.愛知目標達成に関わる侵略的外来種対策のために,状況の異なるさまざまな国における,行政,研究者,関係者などによる連携のとれた取り組みや普及啓発の重要性が議論された.

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© 2016 日本哺乳類学会
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