森林総合研究所多摩森林科学園
森林総合研究所九州支所
2025 年 65 巻 2 号 p. 143-147
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箱罠で捕獲した小型哺乳類を野外において処置する際の確実な保定と咬傷防止,さらに安楽殺の際の炭酸ガス使用量の削減を目的として保定器具を開発した.ペットボトルや厚手のビニル袋といった手に入れやすい材料を使用することにより,重量約120 g,1個あたりの費用は約300円と軽量かつ安価な保定具を簡便な手順で製作することができた.この保定器具は野生動物にかかわる関係法令等を遵守し,研究倫理に則って使用者の責任において使用する必要がある.
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