株式会社ニコン人事・総務本部横浜製作所
明治大学専門職大学院会計専門職研究科
2020 年 1 巻 1 号 p. 45-62
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本論文では,①生産販売在庫計画(PSI)をもとに,厳格に損益を積み上げるプロセスである販売業務計画策定(S&OP)の本質が,PSIを所与とした利益最大化問題に帰着すること,および②加工時間短縮とリードタイム短縮の経済効果が,制約条件のPSIを緩和し,潜在価格を実現化する利益であると解釈できることを示す。この原理は、個別企業のみならずサプライチェーンの全体最適を導く新たなコストマネジメントの構築へ向けた重要な視座を提供する。
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