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ESSAY
蛋白質間相互作用の制御を可能にするPepMetics技術
高島 一
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2025 年 35 巻 2 号 p. 75-80

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抄録

PepMetics技術は、蛋白質のαヘリックス構造やβターン構造を模倣した化合物によって蛋白質間相互作用を制御する技術である。独自の骨格に複数の側鎖を付与した構造を基本とした化合物群で構成され、天然物のような特性をもちながら、自在な合成展開と立体制御が可能である。PRISM BioLabは、この技術を基盤として、自社創薬および国内外の製薬企業との共同開発の2つの事業を柱として展開している。現在、2つの化合物が臨床入りしており、今後の進展が期待される。PepMetics技術は、AI創薬や環状ペプチド、AlphaFoldなどの新しい創薬技術と融合しながら、さらなる深化、発展を遂げ、Undruggable targetをdruggableにするべく新たな創薬領域を切り開いていく。

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