医学教育
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筑波大学の場合
前野 哲博
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2012 年 43 巻 1 号 p. 9-14

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抄録

1)筑波大学では平成16年度の抜本的なカリキュラム改革に伴い,本格的なクリニカルクラークシップ(CC)を導入した.CCは4年次9月〜6年次6月に実施される合計78週のプログラムで,1)フロアユニットCC(8週×7ユニット),2)興味のある科における選択CC(4週×2診療科),3)茨城県内の病院・診療所における地域CC(8週),4)自由選択実習(6週)から構成される.
2)フロアユニットCCは,各診療科の病棟があるフロアにある4〜5の診療科からユニットを構成し,約2カ月間同じ病棟でじっくり実習できる仕組みで実施している.
3)学生アンケートおよび指導医による学生の臨床能力評価など,一連のカリキュラム評価において,現時点では大きな成果をあげている.

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© 2012 日本医学教育学会
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