医学教育
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藤田保健衛生大学病院における卒後臨床研修への取り組み
服部 良信宇田川 康博松永 佳世子森本 紳一郎井野 晶夫岡澤 光芝松井 俊和大槻 眞嗣
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2012 年 43 巻 5 号 p. 409-410

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抄録

  平成15年から9年間に臨床研修センターが医学教育企画室と協力し,新医師臨床研修制度の基本理念の達成を目標に,卒後臨床研修の改善と充実・屋根瓦方式による指導体制の確立に向けて様々な取り組みを行った.藤田保健衛生大学病院での臨床研修において次のことが達成できた.
1)研修医2年目が研修医1年目に知識・技能を教える屋根瓦方式が確立され,研修医の自主性が育まれた.
2)救急に対する初期治療の教育システムが確立され,統一した救急処置が可能になった.
3)臨床研修に対する病院全体の共通意識が一応できた.
  しかし,研修医の到達度にはかなり差があり,各科の関り・指導法については,さらに改善が望まれた.

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© 2012 日本医学教育学会
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