2014 年 45 巻 1 号 p. 9-11
背景:骨髄穿刺法を教示するためのマネキンを開発した.
方法:実習前後に学生が5段階スケールで回答した,平静さC,難易度評価E,自信Sについて検討した.
結果:200名が参加し実習後3項目すべて有意に上昇した.(C: 1.57±0.85対2.61±1.27; S: 1.61±0.85対2.86±1.01; E: 2.36±1.13対3.65±1.11) (平均±標準偏差).相関係数はES間の前後で0.481と0.557,CE間で0.346と0.526,SC間で0.487と0.414.
考察:シミュレーションは,予期不安と難易度評価を減少させうる.