医学教育
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部会報告
ICTを活用した多職種連携教育実践シリーズ 筑波大学での取り組み : 大学間連携による段階的な多職種連携教育 (2)
第21期 多職種連携教育部会前野 貴美後藤 亮平春田 淳志伊野 美幸石川 さと子内山 靖大槻 眞嗣加藤 博孝後藤 道子内藤 知佐子野呂瀬 崇彦吉見 憲二安井 浩樹
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2021 年 52 巻 6 号 p. 565-570

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抄録

 第2報第2部では, 筑波大学と東京理科大学の大学間連携プログラムであるケア・コロキウムを紹介する. ケア・コロキウムはPBL (Problem-based learning) 形式の多職種連携教育プログラムである. COVID-19パンデミックに対応し, このプログラムをMicrosoft Teamsを利用して, マニュアルの整備や通信テストなど事前準備を整えオンラインで実施し, 対面実施と同様の学びが抽出された. 卒前の多職種連携教育は大規模プログラムとなりやすく, 教員不足, 教室不足が障害となるが, オンライン教育ではこれらの障害を解決できる可能性がある. 対面とオンライン, 両者のメリットを生かしたハイブリッドプログラムの開発など今後の多職種連携教育の推進につながる可能性が考えられた.

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© 2021 日本医学教育学会
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