国立公衆衛生院公衆衛生行政学部
1994 年 25 巻 4 号 p. 226-230
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多くの先進国で喫緊の課題となっている医師数調整については, 医学教育はもちろん, 社会全体の状況との関連において議論し解決されなければならない. ドイツにおける近年の対処方法をみると, 教育および職業選択に関して個人の権利と公共の福祉との間にいかに均衡を見出すかが中枢課題であることがわかる. 医療面・法制度面で少なからぬ社会基盤をドイツと共有するわが国においても, これらの視点が問題解決の鍵になりうる.
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