2000 年 31 巻 1 号 p. 47-50
久留米大学における医学教育ワークショップは1977年から毎年~隔年に開催され, 教授者と学生が共により良い医学教育を目指して熱心に討議し, 実施への努力を重ねてきた. 医学教育の目標は良き医師の育成である. それはハードからソフトまで自由な発想によって構築し, 実践されなければならない. 過去13回の成果のカリキュラムへの反映度は約65%であった. 参加者の80%以上がワークショップへの参加を有意義であったと考えていたことは, 教育への動機付けの高揚に役立っていた.