衛生動物
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ハブ活動の消長と咬症の関係
田中 寛三島 章義小野 継男
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1967 年 18 巻 2-3 号 p. 113-118

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抄録

1)ハブの捕獲数の季節消長を4年間にわたつて調べた結果6月に急激な増加のある一峯性の消長で冬期は著るしく減じていた.咬症の消長とは4年共相関が認められたが, 密ではなかつた(危険率5〜1%).2)ハブの野外飼育場での日周活動は全く夜行性で, 午前1時前後に最大となる一峯性のものであつた.咬症の時刻分布とは密な逆相関が存在し(危険率0.5%以下)咬症はハブの活動性に因果関係なく, 人の活動性に基づくものと考えられた.

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© 1967 日本衛生動物学会
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