Papers in Meteorology and Geophysics
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海洋中の栄養塩の地球化学的収支
三宅 泰雄, 猿橋 勝子
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1967 年 18 巻 2 号 p. 89-94

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抄録
海洋中のリン,ケイ素および窒素の地球化学的収支とサイクルを次のことがらを考慮して論ずる.すなわち,それぞれの栄養物質の酸化性,保存性および有機性のものの濃度,河川からの流入量,生物学的生産と分解,海底への沈積および表層と深層水の相互移行を考慮する.その結果は・太平洋・インド洋と大西洋の栄養物質濃度の大きい差異は,それぞれの層の水の滞留時間の差によることがしめされる.
栄養物質の地球化学的サイクルにもとづいて算定される深層水の滞留時間は,太平洋・インド洋では160年から270年,大西洋では90年から130年となる.
栄養物質に対する生物活動の度合を比較するために生物活動度インデックス(β)という新らしい概念を導入した.
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© 気象庁気象研究所
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