アンサンブル
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博士論文紹介
分子動力学法を用いた気液相変化シミュレーション
徐 東郁
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2014 年 16 巻 2 号 p. 122-126

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抄録
幅広い応用例を持つ蒸発と核生成現象を古典分子動力学を用いて調べた.まず,巨視的な観点から導出された蒸発速度の理論がナノスケールの液滴まで適用できることを確認した.次に,気体から液体への均一核生成,単原子分子を種として使う不均一核生成と球・立方体型の多原子の種を1 個混入させた不均一核生成の研究を行った.種の数,形,サイズや過飽和度が不均一核生成に及ぼす影響を研究した.
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© 2014 分子シミュレーション研究会
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