著者所属:名古屋大学情報科学研究科
2016 年 18 巻 4 号 p. 216-219
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
高い状態密度で複数のスピン状態がある遷移金属錯体の励起状態では,しばしば超高速で複雑な緩和ダイナミクスが起こる.本稿では,スピン状態変化を伴う鉄(II) 錯体の非断熱的な緩和過程を解明するためのモデル有効ハミルトニアンの構築方法、ならびに構築したモデル有効ハミルトニアンを用いた分子動力学シミュレーションの計算例を紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら