アンサンブル
Online ISSN : 1884-5088
Print ISSN : 1884-6750
ISSN-L : 1884-6750
特集
光合成酸素発生中心CaMn4O5 クラスターでのMn-OH とMn=O 構造間の相対安定性 −hybrid DFT 法を越えてLPNO-CC, DMRG CAS, MR-DFT 法へ−
川上 貴資
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 20 巻 4 号 p. 234-237

詳細
抄録

光合成(PSII)の酸素発生錯体(OEC)で機能するCaMn4O5 クラスターの分子軌道計算では,UB3LYP (およびUB3LYP*(HF:15%), UB3LYP**(10%)など)が適用され,実験事実の解析に効果的である.このhybrid DFT 法の 精度を検証するには,最新の高精度計算手法を適用する必要がある.単核Mn モデルでの結果を報告する.

著者関連情報
© 2018 分子シミュレーション学会
前の記事 次の記事
feedback
Top