日本流体力学会誌「ながれ」
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第2章乱流測定への挑戦
前田 昌信
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2006 年 25 巻 4 号 p. 409-421

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抄録
固形プローブを挿入せず, 流れ場を乱さない非接触計測法としてLDAは比較的狭い流路の計測にも有効であり, 圧力, 温度の変動などのある, 特に閉空間の速度計測には必要な技術となった.測定対象が広がると共に, 流れ場に合わせた光プローブの構成に工夫がなされるようになり, LDAの多様性ある応用例が見られるようになる.LDAを流体力学への有効な活用をめざして始まったリスボンのレーザー応用シンポジウムの紹介と, 光学原理理解の助けに参考例のアイデアを引用しながらLDA応用の一端を説明しよう
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