気流温度と熱線温度の関数としての熱線特性の測定

抄録

熱線を用いた流れの計測における基本式のE²=A+BU^0.5を温度変動のある流れに適用することを目的として, 熱線特性値AとBが気流温度Θと熱線温度Θ_wの関数として実験的に決定される.その結果, Kramersの式 (文献4) に基づいた解析と一致して, A, BともにΘに関しては1次式で, Θ_w, に関しては2次式で表されることがわかった。