埼玉医科大学総合医療センターリウマチ・膠原病内科
2012 年 101 巻 10 号 p. 2880-2885
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RAの病態に関わる炎症性サイトカインや免疫担当細胞の細胞表面分子を標的としたモノクローナル抗体や,これら標的分子の受容体とIgGとの融合蛋白製剤が開発されてきた.これらの生物学的製剤は,RAの関節炎を著明に改善するだけでなく,骨破壊の進行も抑制する画期的薬剤である.しかし,結核やニューモシスチス肺炎などの日和見感染症,アレルギー反応などの有害事象があり,適応を考えた慎重な投与が望まれる.
日本内科学会会誌
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