日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
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内科学会NEWS
目次
特集 脂質異常症:実地診療におけるピットフォールから未来の治療まで
Editorial
トピックス
座談会
MCQ
シリーズ:地域医療を実践する内科医とは
シリーズ:診療ガイドライン at a glance
今月の症例
医学と医療の最前線
  • 杉山 温人
    106 巻 (2017) 4 号 p. 836-842
    公開日: 2018/04/10
    ジャーナル フリー

    BT(bronchial thermoplasty)とは,気管支鏡を使ってカテーテルを気管支にまで到達させ,気管支に直接,高周波電流を流すことによって,気管支平滑筋量を減少させるという非薬物的治療法である.高用量の吸入ステロイド薬と長時間作用性気管支拡張薬の合剤によってもコントロール不十分な難治性喘息に対する新規治療法として,2015年4月より保険収載された.大規模試験として行われたAIR2試験では呼吸機能の改善は認めないものの,QOL(quality of life)の改善や重篤な喘息増悪回数,救急受診回数の減少が認められた(最長5年間の経過観察にて).副反応としては,喘息増悪,喘鳴,呼吸困難,胸痛,下気道感染,無気肺,血痰などが認められたが,重篤な事象はみられなかった.我々の施設でも,今までに計17症例のBTを安全に施行してきており,一部の症例では著明な呼吸機能の改善も認められた.今後,症例のさらなる集積が望まれる.

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  • 杉本 直志, 江藤 浩之
    106 巻 (2017) 4 号 p. 843-849
    公開日: 2018/04/10
    ジャーナル フリー

    血小板と赤血球は,ともに生体維持に重要な役割を果たしている循環血球成分であり,血小板は止血作用を,赤血球は全身への酸素運搬を担う.献血血液製剤は,重度の血小板減少および貧血を来たした患者に投与されて多くの命を救ってきた一方,供給不安,同種免疫反応,感染症などのリスクが存在し,高齢社会に伴う絶対的な献血ドナー不足も予測されている.これに対し,iPS細胞から製造される血液製剤はドナーに依存しない供給が可能であり,これらの問題の解決が見込まれている.現在,血小板の大量製造技術はおおよそ確立して臨床応用が視野に入っており,赤血球についてはさらなる大量製造や成人型赤血球産生などの技術的課題が存在するが,克服に向けて研究が進められている.再生医療の観点からは,血液製剤は造腫瘍性の懸念が低いため,早期の普及が見込まれ,他のiPS細胞応用医療を牽引することも期待される.

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  • 諸岡 俊文, 野出 孝一
    106 巻 (2017) 4 号 p. 850-856
    公開日: 2018/04/10
    ジャーナル フリー

    血管内皮細胞は,血流と直に接し,血球成分や種々の生理活性物質と連携して生体にとり最適な反応を引き起こすという大事な役割を担っている.一方で,高血圧や高血糖などにより内皮細胞が障害を受けると正常血管機能が破綻し,動脈硬化の進展,不安定プラークの形成,大血管障害の発生に関与する.このため,より早期に内皮機能障害を知ることはイベント発生の予防と予後予測が可能であると考えられ,多くの基礎研究や臨床試験により,内皮細胞で起こる現象や病態の解明が進むことでエビデンスの蓄積が実現した.それに伴い,内皮機能検査の方法や手技が進化し,検査機器も発展し,進化した.こうして,血管内皮機能検査は2012年より,保険適用を獲得した.ここでは,汎用されるプレチスモグラフィー,FMD(flow mediated dilation,血流依存性血管拡張反応),RH-PAT(reactive hyperemia peripheral arterial tonometry),各種バイオマーカーも含めて説明し,各種病態でのエビデンスレベルについて言及していく.

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専門医部会
シリーズ:内科医と災害医療
シリーズ:一目瞭然!目で診る症例
Letter to the Editor
内科学会からのお知らせ
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