九州大学大学院医学研究院臨床検査医学 九州大学病院検査部
2013 年 102 巻 12 号 p. 3088-3095
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臨床検査は,客観的な医学情報として患者の診断と治療方針の決定に日々利用されている.一方で日々の臨床検査データは膨大な医療情報データベースとして蓄積され,個人の生涯にわたる健康管理,集団としての疫学的研究,さらに新薬の安全性評価のために活用されている.ほとんどの医療従事者は臨床検査値の解釈や判断を基準範囲に依拠しているが,未だ施設ごとに様々に設定されている実情があり,共通した判断を容易にする共用基準範囲の設定が求められている.
日本内科学会会誌
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