筑波大学医学医療系臨床医学域腎臓内科学
2015 年 104 巻 5 号 p. 967-974
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腎臓は薬剤の主たる代謝・排泄経路であり,近年の慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者の増加に伴い,薬剤代謝障害を考慮するべき患者にしばしば遭遇する.腎臓病患者への有効かつ安全な薬剤投与を行うために,患者の正確な腎機能を評価したうえで,薬剤の代謝・排泄臓器,PK/PDを考慮した投与設計が必要である.さらに末期腎不全患者では透析クリアランスを考慮した投与設計の工夫も求められる.
日本内科学会会誌
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