兵庫県立姫路循環器病センター循環器内科
2020 年 109 巻 2 号 p. 240-247
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患者及び家族の苦痛へ介入し,QOL(quality of life)向上を図るアプローチである緩和ケアは,本邦において,がん領域で先行して進められてきたが,慢性の進行性疾患である心不全でもそのニーズは存在し,提供されるべき医療である.本稿では,心不全の緩和ケアの概念及びその実践における主たる課題である,意思決定支援及び症状緩和の方法論に関する現状を述べる.
日本内科学会会誌
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