京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学
2023 年 112 巻 4 号 p. 630-635
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糖尿病患者における最適な食事療法とは,一律にエネルギー制限をすることではなく,適正なエネルギー量で,量や質も含めて三大栄養素のバランスがよく,規則正しい食事を実践し,合併症の発症または進展の抑制をはかれる食事療法を実践することである.肥満を伴った糖尿病の病態改善のためには,エネルギー制限により肥満の是正が重要である.一方,高齢者糖尿病では過栄養だけでなく,サルコペニア,フレイル,低栄養を考慮した食事療法を行う必要がある.
日本内科学会会誌
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