名古屋鉄道健康保険組合名鉄病院
2023 年 112 巻 4 号 p. 642-647
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
超高齢社会において健康寿命の延伸は大きなテーマであり,その一つの方策としてフレイル・サルコペニア対策がある.その要因として栄養と運動という,健康に関係する基本的な二つの因子がこの病態にも関与している.栄養に関してはメタボリックシンドロームなどの生活習慣病と関連する過栄養とは逆の低栄養ならびに必要な栄養素の摂取不足が主要な要因として重要視されている.臨床の現場ではこの過栄養と低栄養という真逆の栄養管理の見極めが重要である.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら