市立四日市病院内分泌内科
2006 年 95 巻 5 号 p. 936-938
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69歳, 男性. 鼡径ヘルニア術後に低ナトリウム血症認め精査依頼有り. 精査の結果続発性副腎不全の診断に至った. 難治性吃逆を認め低ナトリウム血症が原因と考えられた. 低ナトリウム血症で入院歴があり, 当時の診断がクロルプロマジンによるSIADH. しかし難治性吃逆の治療としてのクロルプロマジン処方前にすでに低ナトリウム血症があったと推測された. 前回入院時, 低ナトリウム血症の原因の1つとして潜在性副腎不全の存在が疑われた.
日本内科学会会誌
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