日本内科学会雑誌
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3.診断と経過観察のための検査の進め方
吉野谷 定美
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1990 年 79 巻 10 号 p. 1355-1359

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抄録

SLEの診療において必要な検査は多岐にわたる.初診時の抗核抗体,リウマトイド因子,補体,免疫グロブリン定量などの免疫血清検査は診断のために欠かせない.とくに抗核抗体はその詳細分析がこまかい病型の分類や他の膠原病との鑑別に利用できる.臓器障害を知る検査,治療効果を判定するための検査,薬物副作用モニターなどに果す検査の役割があり,主治医が意図的に検査を使い分ける必要がある.

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