東京慈恵会医科大学第三病院内科学講座第1
1998 年 87 巻 7 号 p. 1376-1378
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症例は47歳の男性.両肺に転移性肺腫瘍と思われる多発性小結節陰影を認めた.他臓器に原発巣がないため開胸肺生検を施行したところ, 13年前に切除したエナメル上皮腫の組織所見と一致したため,悪性エナメル上皮腫の肺転移と診断した.本症例は肺転移と診断してから約2年後の現在まで病変の進行が極めて緩徐である点が特徴的であった.
日本内科学会会誌
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