日本内科学会雑誌
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1.大規模介入試験
鈴木 將玄山田 信博
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2001 年 90 巻 10 号 p. 1984-1989

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抄録

高脂血症は冠動脈疾患をはじめとする動脈硬化性疾患の主要な危険因子であり,高脂血症治療の最終目的は動脈硬化性疾患の発症を予防することにある.近年欧米を中心として行われたWOSや4Sをはじめとする大規模介入試験の結果,スタチンやフィブラートによる脂質低下療法を行うことで冠動脈疾患の発症を予防できることが証明された.しかし日常臨床へ応用の際には,これらの介入試験の特徴や背景を考慮することが重要である.

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